コバート技術(目視不可能な隠蔽技術)とは専用の器具やフィルターを用いて、色変化・画像変化などを確認することで真偽判定する技術です。これは主に横流し対策に使用されています。横流し問題とは、卸業者や小売業者がメーカー希望小売価格を守らず、勝手にネットオークションサイトなどで安く売りさばいたり、販売地域制限を守らず、ほかの卸業者に割りあてられたマーケットに製品を横流ししたりすることです。また、卸業者が正規販売店ではなく、別の卸業者に横流しするケースもあります。様々なパターンがありますが、横流しによって価格破壊が進み、競争の末、製品価格がどんどん低下してしまいます。

その反面、ルールを守る卸業者や小売業者からクレームが発生し、対応を誤れば取引停止や契約の解除につながります。メーカーにとっては不本意ですが、違法とはならないため、撲滅が難しいのが現状であり、多くの企業にとって頭を悩ませる問題です。横流しをする業者はメーカーなどからの追跡を逃れるため、ほとんどの場合、管理番号（製造番号）などパッケージにあるあらゆる追跡可能な番号・記号を一切消去したり切り取ったりします。そのため、横流し業者に知られないココバート技術(目視不可能な隠蔽技術)を用いることが有効となります。

コバート技術(目視不可能な隠蔽技術)に関する開示は控えさせて頂きますが、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。